「大名古屋経済圏」構想 20市長が初会議
YAHOO!NEWS (中日新聞) 2004/07/10
東海地方の官民が共同で海外投資を促す「グレーター・ナゴヤ(大名古屋)経済圏」構想で、活動に賛同する愛知、岐阜、三重各県の20市長による初めての会議が9日、名古屋市内で開かれ、新たな取り組みに期待の声が相次いだ。
こんな構想がある事を、全然知りませんでした。少し詳しく見てみることにします。
参考
「大名古屋経済圏構想」 海外へ「ブランド」発信を YOMIURI ON-LINE 2004/06/15
東海三県の県民総生産は全国の9・3%、製造品出荷額は17・5%を占める。東海地方が日本の製造業の拠点と言われる背景となっているが、その一方で、海外からの対日直接投資件数でみると、東海三県は全国の1・6%に過ぎない。(中略)
「グレーター・ナゴヤ」構想を提唱した細川昌彦・中部経産局長は、「東海地方ではデザインやソフト産業が手薄だということは、海外企業からみれば、それだけ進出する余地があるということで、逆に魅力に映るはずだ」と発想の転換の必要性を指摘する。
事業採択した経済産業省は今後、日本貿易振興機構(ジェトロ)を通じてPRビデオを作成したり、海外企業の担当者を名古屋圏に招いて、産業集積の進んだ東海地方に対する理解を深めてもらう。
なるほど、外国からの投資を積極的に呼び込もうというわけですか。その点で大事なのは名古屋の地域性です。江戸時代から、比較的外からの影響を受けずに着実に発展してきた排他的な地域なので、そんな名古屋が積極的に外国を受け入れていくか注目です。
この企画の出所である、細川昌彦・中部経産局長とはどういう人物かを調べてみました。
「グレーター・ナゴヤ」における対日投資の推進 中部経済産業局 2004/06/18
3 地下鉄の終電が早すぎます。騒音などの関係、治安の面でのリスクはありますが、文化は夜生まれるのです。
4 美術館・コンサートホールの閉館や開演時刻を少し遅らせることにより、会社勤務の男性客が増加し、ライフスタイルが変わります。また、街中での飲食に係る消費も期待できます。定まった古いシステムを変えることはなかなか困難ですが、熱意があれば道は開かれます。
「熱意」ってのが経産省っぽいですね。大阪出身の方みたいです。でも「熱意」でライフスタイルは変わるんですかね。そもそも変えることに意味があるかを考えないといけないと思います。
名古屋の夜の早さは有名で、「名古屋学」岩中祥史(amazon.co.jp)でも言及されています。
僕自身は、名古屋の夜の早さは名古屋市中心部における住宅不足(ニーズの無さ)が原因と思っています。夜間人口が増えるとそのニーズに合わせてレストランが夜遅くまで営業するなど、サーヴィス全体が遅い時間にずれるはずです。
しかし名古屋は雄大な濃尾平野の中に位置して郊外に良好な住宅地が存在する上、道路などのインフラが良く整備されているため車社会となって、居住地がどうしても外に向かってしまっているわけです。
だから職住近接型というかTOD型というか、そんなライフスタイルが定着して、中心部に住宅が増えない限り夜は遅くならないでしょうね。そういうのを名古屋の人が受け入れるかは分かりませんが。
6 公園のホームレスについても解決していかなければなりません。初めて名古屋に来られた方はどんな印象を持つでしょうか。せめて、外国人観光客が来る街の中央公園だけでも解決を望みたいものです。僕はあの公園(中央分離帯)は木を切ってしまってフラットな空間になるのが良いと思っています。というのも鬱蒼とした木のせいで、街から公園が見えなくてその中での活動が見えなくなっているからです。ただでさえ名古屋は地下街が発達して、地上に人が少ないと言われているのですから。
その他参考
この人に聞く 「“360度評価” 課長に刺激策」 YOMIURI ON-LINE
「クール・名古屋」を目指して(pdf) 財団法人ファインセラミックスセンター
そのような取組を行ううえで重要なのは「地域ブランド戦略」である。国のレベルでも国家戦略としてナショナル・イメージの確立に向けてブランド戦略に取り組んでいる国々がある。そのうちの1つが英国である。ブレア政権は「クール・ブリタニカ」というスローガンのもと、全世界のあらゆる英国PRを統一し、ブランド力強化を目的とするキャンペーンを実施している。「クール」とは英語で「いかした」「カッコいい」という意味がある。
(中略)
愛・地球博、観光、街づくりなど、これからの地域戦略を考えるうえで「クール・名古屋」の視点は欠かせない。
