最南端の沖ノ鳥島(小笠原村)調査へ
■ 小笠原新聞 2004/11/24
小笠原諸島父島から南に約700キロに位置し、日本最南端にある沖ノ鳥島(東京都小笠原村)に26日、沖ノ鳥島の周辺海域の現状を検証、同島の有効利用の在り方を探るため、同島に民間視察団が初めて東小島護岸に上陸した。
沖ノ鳥島: 中国が「岩」主張譲らず 毎日新聞 2004/11/27
万一、浸食などで水没すれば、沖ノ鳥島が「島」である根拠が失われる。国連海洋法条約は島を「自然に形成された陸地であって、水に囲まれ高潮時においても水面上にあるもの」(121条1項)と定義する。沖ノ鳥島は低潮時には約7.6平方キロのサンゴ環礁が顔を出し、満潮時にも二つの小島が水面上にある。「紛れもない島」というのが日本の解釈だ。
しかし、中国が今年4月の日中事務レベル協議で、日本の領土であることは認めるが、「島」ではなく、EEZが設定できない「岩」だと主張した。その根拠は同条約に「人間の居住または独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的経済水域または大陸棚を有しない」(121条3項)とあることだ。
(略)
「岩」発言と前後して周辺海域での中国の海洋調査活動が活発化している。防衛庁によると、日本のEEZ内で事前通報なしに行われた中国の海洋調査活動は02年には1件、03年には6件だったが、今年は既に33件。沖ノ鳥島周辺だけで13件に上っており、中国が同島周辺の日本のEEZ主張を無視していることをうかがわせている。
余談ですが、こういう話を聞いたことがあります。
自衛隊は定期的に飛行機で沖ノ鳥島を監視しているそうですが、たまたま監視していたら島の上に岩が落ちているということを発見した。しかし自衛隊は監視するだけで島におりて作業をする権利を持っていないため、国交省(建設省時代?)に連絡し、課長級がはるばるやってきて岩を拾ってすぐに帰ったそうです。
参考
沖ノ鳥島: 日本最南端の島に「上陸」 民間調査団 毎日新聞 2004/11/27
チタン製の防護ネットの間から内部に入ると、、茶褐色の石灰岩でできた東小島があった。露頂部を巻き尺で測ると周囲は約3.2メートル。「上陸」時には海上から38センチの高さがあったが、満潮時には6センチ程度しか海上に残らないという。同じ大きさの護岸に囲まれた北小島は若干大きいが、この二つの小島が周囲200カイリ、約40万平方キロの日本の排他的経済水域(EEZ)を守っている。
沖ノ鳥島の直接管理 国土交通省東北地方整備局
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