最近改めて感じた東京の引力

 東京郊外の地価の高さは異常ですね。論文で神奈川県のある市の地価公示価格を扱っているのですが、概ね20万円/m2ということにとても驚きました。

 たとえば道路建設の費用対効果を算出すると、北海道ではどんな道路(いわゆる「クマしか通らない」)でも必ず1を超えるのに対して東京で絶対に必要な道路では1を下回るようです。費用対効果はまだまだ未完成のツールなのです。

 東京の道路が1以下になる理由はよく分からないらしいのですが、僕としては東京の地価がはるかに高いことも理由の一つではないのかと思います。経済学では前提として「人間が合理的な行動をする」と仮定していますが、東京の人は合理的な判断で土地を買って住んでいないのでこのような結果が出るような気がしました。

 東京で土地と家を買って住むことはそれほど良いことなのか、僕にはよく分かりません。バブルも過ぎた今、この市であれば4000万円くらいで買えるようですが。
 先週のEZ!TVで、一人っ子で最終的には地元に戻るという銀座にマンションを買った福岡出身のOLと、安中榛名から恵比寿に通う50代の夫婦を特集していました。いろんな人がいろんな理由でいろんなところに住んで、それだけ東京には合理を超えて人をひきつける引力があるのだなあ、と思いました。


19 Dec, 2004 | 大臣 | 郊外 | Comment Me! | 1 Trackback | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加




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 大学院生なダメ偽公務員( ´ー`)y-~~ @ 12:59 on December 24, 2004
[研究ノート]色々と悩みながらも書くしかない ○3点
書いてみれば書いてみるほど面白くなる。問題なのは「面白くなりすぎて、全体の論理構成が破綻してしまう」って言う部分。 それほどではないのかもしれませんが、論文としての構成...
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