L=C(c) L:Value of Landscape, c:Value of Community
景観法施行 Toshi-shi な日々 2004/12/23
講演者の二人目は、早稲田大学の佐々木葉教授。「景観法の使い方」と題して、
(1) 景観ガイドラインづくりなどにより、ますます景観に対する感性を鈍らせ、大事なモノを逃がしていっているのではないか。
(2) 観光は、まだ産業としては確固としたものになっておらず、ブーム的に移ろう。観光化に向けては、景観が消費されないような時間軸の中での戦略が必要。その場合、「物語としての風景」といった捉え方が有効ではないか。
(3) 景観は単なるデザインではなく、人の暮らし、交流、意識の総体として現れる。よって、景観法だけでなく、都市計画法などの総合的な取り組みが不可欠である。
(4) 横浜市元町の事例から、住民が地域景観のビジョンを共有することで、景観は成長する。
(5) 青森県大畑町の大畑原則を例に、公共事業のための、または基準に縛られた公共事業ではなく、公共事業が守るべき暮らしのための公共事業を追求することが景観づくりにつながる。
などの話をいただいた。太字は編集
太字のところは仰るとおりで、このようなコミュニティに踏み込んだ法律は評価すべきだと思います。
景観・防災・治安、そういったものは「コミュニティ」を説明変数として評価できるのではないか、と思っています。論文でコミュニティ維持のコストを(ザックリと)測ろうとしていて、地域維持にとってコミュニティの万能性に驚いています。(当然といえば当然ですし、それだけ「コミュニティ」の含む要素が大きいわけで、すごい概念を一言で表す英語という言語はものすごい。)
でもまあ僕が守ってほしい日本の美しさは、やっぱり田圃と古い農家、そして川で遊ぶ子供という宮崎アニメ的な風景で、幹線道路沿いのロードサイドショップ(リボン・ディベロップメントというらしい)や山の稜線を台無しにする高圧電線・鉄塔、そして山奥の大ダムや高規格の道路などがなくなると良いなあと思います。
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Toshi-shi な日々 @ 10:24 on December 23, 2004
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