「道路の経済学」
料金はいくらが良いかは別にして、この本で思ったことを簡単に述べたいと思います。
新道路による経済効果に加えて災害時における道路のリダンダンシーも考慮すれば、アクアラインの建設費用についてある程度目をつぶる事は可能でしょう。アクアラインを造ることが悪いと考えるよりも、アクアラインを造らざるを得ないほど大きくなった東京が悪い、と僕は机をどんとたたきたい。三千万人が住むことで、「東京」の維持に莫大な不効用が発生しているのではないかということです。
ペイントハウスという会社の経営が思わしくないようです。
三菱東京UFJ銀行から訴訟を受けており、企業として評判が良いとは言い難い状況らしい。ペンタくんというキャラがいる京王・小田急の多摩センター駅が最寄り駅の本社は隈研吾氏が設計していて、それでご存知の建築関係者も少なからずいるのではないでしょうか。
これを聞いたとき、ペイントハウスは重松清「トワイライト」のジャイアンの職場ではないのかと思いました。この小説は1975年3月に「多摩川ニュータウン(多摩ニュータウンをモデルにしているのは疑いようもない)」の中にある一つの小学校を卒業した主人公たちが、タイムカプセルを開けるために2001年に再開するところから始まり、大阪万博をつないで「未来」を強く意識した彼らが今まさにその「未来」にいることを見事に描いていました。まあ結論を言ってしまえば「未来」はそれほど良いものではなかったということですが。
多摩センター駅から少し奥に入ったところの空気を、丁度このペイントハウス本社の奥くらいでしょうか、確かにこの小説からはあの空気を感じ取ることができます。あの空気も東京でしか吸うことのできない東京らしい空気の一つなのでしょう。
マンション10年ぶり最高階更新、川崎で59階の計画 NIKKEI NET 2006/04/06
分譲マンションの高層化が進んでいる。2008年に川崎市に地上59階建て、東京都中央区に58階建てのマンションがそれぞれ完成、10年ぶりに階数の記録が塗り替わる。
かわたれどき通信:武蔵小杉摩天楼化計画 より
そもそもタワーマンションの建築耐用年数っていかほどなのでしょうか?

最近江ノ電に新車両が導入されたようです。実際に先日、乗りに行きました。
詳しいことは良く分かりませんが、車内には山手線と同じような広告液晶ディスプレイが配されてより通勤電車化された感がありました。風はあったものの、春らしい陽気は古都鎌倉の美しさを引き立てます。
『マイ・アーキテクト』
ユダヤ人としてのルイス・カーンの側面(イスラム教国の国会議事堂をユダヤ人が設計していることになります)を知ることや、動くフィリップ・ジョンソンやI・M・ペイを見るだけでも面白い。
渋谷Q-AXでしかやっていないと思ってあせって行ったのに、調べてみると29日から名古屋でも上映してくれるようで何のためにあせったのかよく分かりませんでした。
4月は2度ほど東京に行く機会に恵まれ、新幹線で品川駅を利用させてもらいました。
あの駅の難点は、一帯でお土産が売っていないことですね。つまり「東京らしくて美味しいもの」が売っていません。忙しいビジネスマンにとって、これは重大な問題ではないでしょうか?
広島のもみじ饅頭的なベクトルを持つ、いかにもな東京のお土産は基本的には人形焼だけだと僕は思っています(余談ですが人形焼ともみじ饅頭は同じものですね)。ひよ子などもありますが、やはり人形焼の方が手頃で美味しい。
東京駅なら、皮が薄くてアンコも品が良くて値段もお手頃な亀井堂の人形焼がお土産としての最適解ではないでしょうか。試食ができるのもうれしい。大体お土産を買うときは疲れていることが多いので、アンコが食べたくなるという消費者心理が良くわかっています。僕も大抵3つくらいは試食してしまいます(おいしいので仕方が無い)。
亀井堂が品川駅に無いことを知らなくてうろうろと探しましたが、ほかにもお土産に資するものが無くて結局東京駅八重洲地下街まで行かざるを得ませんでした。そういう意味で品川駅はきわめて不便です。JRも「エキナカ」というくらいなら、こういうニーズを汲み取って欲しい。

