地方中小都市が都心回帰?

地方でも「都心回帰」、タワーマンション続々建設 YOMIURI ONLINE 2006/9/9 ウェブ魚拓

 大都市圏で人気の「タワーマンション」が、地方の中心都市でも続々と建設されている。
 撤退した大型百貨店跡地などに建設されるケースが目立ち、入居者にも、歩いて暮らせる生活の便利さが好評。
 郊外の一戸建てから移り住むシニア層や他県から転居する人もいるという。空洞化した中心市街地の再活性化への期待もあり、地方でも「都心回帰」の傾向が鮮明になっている。
(略)
 うち1棟の高層階に住む公務員菊池久雄さんは「新幹線で一ノ関駅まで通勤しており、市中心部にも近いので購入した。遠くの山が見えて見晴らしが最高だ。住んでいて不便なところはまったくない」と話す。
(略)
不動産経済研究所(東京)は「地方では今後も都心回帰が進むだろう」と話している。

 「都心回帰」の定義の問題かと思いますが、記事中の菊池さんの生活を「都心回帰」と言えるのかどうか、ここでは疑ってみたいと思います。

 都心回帰には、職場や繁華街に近接したところに住むという意味が含まれているように思います。しかし昨今主に高層マンションが建設されているのは、地方大中都市に通勤可能な距離にある中小都市の駅前で多いように思います。

 つまり衛星都市だった中小都市が「衛星郊外」に変化したわけです。職場も無いし買い物もできない町を「都市」と言うべきではないですね、それはあくまで「郊外」なのです。

 そう考えると電車で市外に通っている菊池さんのような人たちを「都心回帰」というにはやはり違和感を感じます。
 都心回帰ではなくて単に「郊外化」というのがより正確だと思います。


09 Sep, 2006 | 大臣 | 郊外 | Comment Me! | Trackback Me! | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加




No trackback
PingURL:
No comment









名前などを保存しますか?






 →