先日、富山港に行ってきました。
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 そしたら、港湾区域は中古車で溢れており、バラ積船にせっせと積み込んでいる様子が見られました。警備員の方に伺うと、これらの車は全てロシアに輸出されるものとのこと。

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 貿易統計では「中古乗用車」として統計をとり始めたのが2005年からのため、ここでは「乗用車」として示すことにしました。ロシアの経済発展からか、ものすごい増加を示しています。

『摩擦~中古車輸出日本一の街で』 (富山テレビ) FNSドキュメンタリー大賞 ウェブ魚拓

 北洋材の輸入量日本一を誇る伏木富山港は、ロシア向けの中古車輸出日本一というもう一つの顔も持っている。ロシア人相手に中古車販売を営むのはほとんどがパキスタン人。国道8号線沿いには150ほどの店が並ぶ。その光景はここが日本かと見間違うほどだ。静かな田園地帯に突如押し寄せた国際化という時代のうねり、ロシア人とパキスタン人、そして地元住民との“摩擦”。

 この記事は2003年のものですが、今ではその頃よりも輸出量が増えているので、おそらく今でもロシア向け中古車輸出量では日本一でしょう。以下の写真に写っているのも、パキスタン人かもしれません。

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モテモテの右ハンドル :イザ!

ロシアの道路は、右側通行なので、左ハンドル仕様の車が多いのだけれど、日本に近いウラジオストクでは、街を走っている95%が日本の中古車。つまり、右ハンドル天国なんです。
ロシアの中古車販売業者にいわせると、「日本には車検制度があって、古くなっても車の品質が保たれているから、中古車でも十分に動く。だから、ロシアでは売れる」とのこと。
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 ただし楽観的とは言えません。

自動車リサイクルの現実と課題 自動車リサイクル研究会

 現地の中古車業者の言葉に「値段,質ともに考えると日本の中古車を買うのは当然」というのがあった.すでにウラジオストクなどの極東地域ではかなりの数の日本製中古車が利用されている.結果的に極東地域をターゲットとした中古車市場は飽和状態にある.シベリア鉄道を利用して内陸部へと中古車が運ばれており,このルートを通じて,より内陸地域で一層の日本製中古車の普及がみられるであろう.

 しかしながら,ロシアの国内政策の変化によって中古車の市場に大きな影響が与えられることも考えられる.それは右ハンドル車の輸入規制である.定期的にロシア国内では右ハンドル車規制法案が話題となっている.話題になる度に法案化に反対するデモが行われている.昨年の極東の中古車市場の紹介でも触れたが,自国内の自動車産業を振興させるためには,ロシアの政策当局にとって日本製中古車の更なる拡大は懸念材料である.実際に,ロシア製国産車への需要を日本製中古車が奪っているという現地業者の指摘があった.今後右ハンドル車の輸入を一気に規制する可能性は否定できない.

 旧ソ連中央アジアのカザフスタンでは急遽2006年11月に,右ハンドル車の輸入規制を発表した.カザフスタンへは極東地域からロシア国内を経由,あるいは中国連運港などから多数の日本製中古車が輸入されていた.以前から右ハンドル車に対する規制が実施されるのではないかという憶測はあったが,ついに今年の一月より輸入規制を開始している.名目上は,右ハンドル車による交通事故が社会問題化しているということであったが,実質的には国内自動車産業に対する保護である.

 カザフスタンでは2005年6月より,アジア・オートがチェコの自動車メーカーであるシュコダの車を生産している.右ハンドル車の輸入規制はこれに対する保護と考えられる.今後,カザフスタン国内を走行する右ハンドル車について2009年にも走行を禁止させる方向で検討しているようである.

 これはロシアにおける右ハンドル車規制とは直接関係はない.しかし,ロシアでも自国産業保護の手段として規制が実施される可能性があることを暗に示しているのではないだろうか.

『月刊整備界』 38巻4号,2007年4月,pp. 42-45

世界コスプレサミット2007
世界コスプレサミット Wikipedia

 今年も名古屋で開催されましたね。今年はしょこたんも来てくれて、年々規模が大きくなっているようです。

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 名古屋のイヴェントとしては(入場無料という理由も大きいと思いますが)かなり多くの来場者があって、「コスプレ」に対して、名古屋でも認知度が高まっていることが実感できます。

 ここに行く前は、ドランゴンボールやセーラームーンやFFなど、分かりやすいコスプレが出てくるのかと考えていました。しかし現実には、僕も知らないようなキャラのコスプレを披露してくれ、世界でのジャパニメーションの広がりというか深化を感ぜずにはいられませんでした。

 今回見に行った理由は、①海外におけるジャパニメーションの受容のされ方と、②サブカルのイベントを国や大企業が主導で開催することの是非、の2点について考えてみたかったからです。(興味に対して屁理屈をつけるのが大人ですね)

 ①については、結局分かりませんでした。
 たとえば建築で言うと、欧州でのモダニズムは装飾主義からの「前衛」であり、一方でそれほど装飾文化のなかった日本では、モダニズムは前衛ではなく、あくまで様式でしかなかったのではないか、というのと同じように、日本におけるコスプレと、海外でのコスプレでは、少し意味合いが違うような気がしたのです。「儒教文化の強い日本では欧州とは違って云々・・・」という感じで。
 まあこれはヒアリングを通して、調べてみないといけないのかもしれません。
 
 ②については、「まあアリなのかなあ」という印象でした。
 このイヴェントは「ビジットジャパンキャンペーン」の一環であり、協賛には国交省・外務省・愛知県・名古屋市が入り(キャリアと思われる人がコスプレの審査員も行っている)、一方で「とらのあな」などの関係者がいないという、とてもサブカルらしくないイヴェントで、最初はいかがなものかという印象でした。

 しかし出演者は「どうしても日本に行きたかった」など話しており、その気持ちを国として支援するのは大事だろうと思いました。観光というより、国際交流ですね。サブカルのイヴェントというより、交換留学生の受け入れのようなものだと考えるべきなのでしょう。

 しかし、昔に比べたら一般人にはわからないようなコスプレが多くなっているようで、実際に古谷徹ですら「これ、何のコスプレ?」としょこたんに尋ねることが多々あり(しょこたんはさすがですね)、公的なイヴェントとして一般人が見て面白いと感じられるのは、あと数年なのかもしれません。コスプレは、そのキャラを知っているからこそ意味があると思います。それだけ、コスプレのレヴェルが高いということなので、喜ばしいことではあるのですが。

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 このイヴェントはもともとは大須商店街の振興が目的でした。大須商店街というのは、以前からフィギュアや電気機器が売られていた商店街で、最近ではメイド喫茶も増え、「名古屋のアキバ」などと書く雑誌も少なくありません。

 商店街振興なので、人が多く来てくれることが目的です。しかしコスプレはサブカルである以上、大衆を意識したら趣旨に反すると思うのです。この矛盾をどうするのか、今後見守っていきたいと思います。

参考:会場周辺にはコスプレイヤーが多数見られました。
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 規制緩和の進んだ高速バスを除いて、「バス」というと鉄道に比べてなにやら使い勝手が悪く、「車を渋滞させて申し訳ないねえ」とか「時間通りに来ることができなくてごめんねえ」などとペコペコしながら走っている印象がありました。

 しかしこの本を読んでいると、利用者のことを考えてきちんとプランニングを行えば、バスも都市の中で十分意義あるものと分かってきて、「やれやれ、やっと分かってくれたか」とバスから安堵の声が聞こえてきた気がしました。

 ここでは詳述しませんので是非読んでいただきたいのですが、バスの車体やバス停や道路の問題のようなハードの話から、バスロケーションシステム、インターモーダル、バス路線や運賃設定などのソフト的な話題まで、都市計画におけるバスのあり方を実に丁寧に示してくれています。
 特に、路線設定者はどこで、運営はどこであるべきで、市民はどう関わるべきかといったことまで書かれていて、行政やコンサルタントにとって非常にためになる一冊と思いました。

 繰り返し述べるが、これまでのバスのイメージでものを考える限り、これまでのバスでできたことを超えることはできない。さまざまな移動方法との対比の中で、誰にどう使ってもらうかをまず考え、それを都市の中で支えていくにはどうすればよいかを次に考えるという手段をきちんと踏む必要がある。 (p.136-7)

 この本にはあまり書かれていませんでしたが、個人的には公共交通は乗っていて楽しくなければいけないと思いますね。以前、「市民がバスに乗らないのは、バス停で待っていることがかっこよくみえないからだ」「埼玉高速鉄道が赤字なのは、地下を走ってて全く楽しくないからだ」などという発言を聞いたとき、なるほどなあと思ったことがあります。富山のLRTが初年度黒字になったのも、窓が大きくて乗っていて楽しいことも理由の一つと思いますね。

バスでまちづくり―都市交通の再生をめざして
中村 文彦
学芸出版社 (2006/10)
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中国湖南省の橋崩落、死者31人、行方不明28人に 2007/8/15 AFP ウェブ魚拓

 中国湖南(Hunan)省西部の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州鳳凰(Fenghuang)県で13日に発生した建設中の橋の崩壊事故の死者数は15日、31人となった。このほか28人が行方不明となっている。

 この橋は同省を流れるTuo川にかかる全長328メートルの橋で、省営のHunan Provincial Road and Bridge Construction Companyが建設を請け負っていた。総事業費は約160万ドル(約1億9000万円)。

中国湖南省で完成間近の橋崩落、22人死亡44人行方不明 2007/8/14 読売新聞 ウェブ魚拓

 倒れた橋脚部分の断面には、石とコンクリートが露出し、鉄筋は見えていないという。

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 恐ろしい・・・ たしかにこの写真から鉄筋はあまり見えません。

 鉄筋を入れないコンクリートがどれだけもろいか、土木建築を勉強した人間なら誰でも知ってると思うのですが。

 日本橋の首都高をめぐる「美しい景観を創る会」批判は読み応えがありました。背中のかゆみに手が届いた感じで、なぜ僕が美しい景観を創る会を手放しで賛同できないのかがすっきりしました。

 たしかに、美しい景観を創る会は「美しい景観とは何か」を明確に示すべきですね。写真や絵できちんと示すべきです。できればそれをどういう枠組みで日本中に広めるかまで、きちんと示すべきでしょう。
 「改善事例30選」として示していますが、たとえば悪い景観14の宇都宮駅前をどうするのか、看板を取るだけではいけないと思うので、ファサードはどんなものが良いのか、きちんと示すべきです。
 批判するだけなら小学生でもできるので、どう改善するかを考えるのが識者の役目と思います。

 あと一点興味深かったが、会のホームページのデザインがかっこ悪いという指摘。たしかにそう思う。これでは説得力がない。

 ただ本書の後半は、景観の良し悪しを言うだけでただただ海外の建築の紹介に終始し、いささか残念でした。海外の景観規制などをどう日本に適用するか、個人的にはそれを書いてほしかったように思います。
 このあたりの書きぶりは建築肌っぽいですね。良し悪しで止まってしまって、社会に広めるための枠組みまでは考えない。政治に対して無関心というか(逆に立候補するとおかしなことになってしまったし)。そのあたりが建築学科の悪いところのように思います。

美しい都市・醜い都市―現代景観論 (中公新書ラクレ)
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日テレ「24時間テレビ」の募金、3億6318万円に 読売新聞 2007/8/19 ウェブ魚拓

 19日現在の募金総額は、計3億6318万6430円だった。

 むむむ、制作費をすべて募金した方が良いのでは・・・。