リニア中央新幹線、運賃は東海道よりちょい高 JR東海会長が講演で 2008/2/20 ウェブ魚拓
ルートは首都圏と中京圏をほぼ直線で結び、全長約290キロに上る見通し。ただ、東京、名古屋の両都心部を深さ40メートル超の大深度地下トンネルとし、「全ルートの約8割が地下になる」とも述べた。
言われて気付いたのですが、確かにリニア新幹線は山梨や長野の山岳部はもちろん、東京や名古屋の都市部でも地下にするしかありません。当然、富士山や中央アルプスは見れず、実に不思議な乗り物が予定されていることになります。
JR東海の中でも、費用に対して収入はどのくらいか、当然、検討していると思います。基本的には需要予測は「周辺人口がこれくらいで、時間短縮効果がこれくらいだから、新幹線や飛行機からこのくらい移る」などとして測られます。しかし、この「富士山を見られないから乗らない」ことを、需要予測モデルの中で考慮しているでしょうか。いくらビジネス目的でも、東京-大阪の間に富士山を見たいと思う効用も高いと思うし、そうあってほしいと思います。ところで、もしそういうモデルで計算をしているなら、それはそれで趣があって良いと思います。が、まあやっていないでしょうね。
飛行機に乗っていると「ただいま鹿児島市上空を飛行しております」などアナウンスがあり、これはなか風情があって僕は好きなのですが、リニアでは「ただいま諏訪湖の地下を通りました」となるのでしょうか。なにやら実感の沸かないアナウンスです。

